【雑記】やはり私の受けてきた情報の授業は間違っていた???いや、間違ってない!!!
はじめに
普段技術記事ばかり書いていますが、今回は思い出の振り返りをしてみました。ネタ記事に近いです。
まずは思い出を振り返るきっかけから。
きっかけ:後輩を指導する中で感じたギャップ
社会人も8年目になると、後輩を指導することも多くなり、いわゆるジェネレーションギャップを感じることも多くなりました。
例えば
- DVDドライブに書き込み不可なものがあることを知らない
- 「DVDの中身消しておいて」とお願いしたらフォーマットしようとした
- 基礎的なExcelの関数の使い方がわからない
といった具合。
今の世代はあまりPCを使ったことがない影響なのかと思っていました。
きっかけ2:世間話で気づいたギャップ
年齢の近い同僚と雑談した際に、上記の話をして「中高で習ったよね~」というような話をすると、意外な答えが。
「そういうのは社会人になってから知ったよ」
そうなの?!
PCの構成とか、Excel関数とか、基本的なHTMLの書き方とか、プログラミング言語の種類とか、社会に出る前に必要なことは情報の授業で習うものじゃないの?!
ってなりました(笑)
情報の授業ってこういうものでは?
情報の授業では以下のように、社会で必要な情報技術を習うものだと思ってました。
- インターネットを使うのに必要なリテラシー
- PCのメモリ、CPU、ディスクの役割
- Word/Powrpointの使い方
- Excelの使い方(VLOOKUPなどの基本的な関数、相対参照/絶対参照、ピボットテーブルの使い方)
- FLASHアニメの作成(時代…)
- HTML、C言語の基礎(プログラミング言語の基本含む)
- 3Dモデリングソフトの使い方
- Mathematica(理工系大学生がお世話になるソフト)の使い方
などなど。上げたらきりがない。情報の授業って大事ですよね!
はい、前半はともかく後半は普通じゃないですね。すみませんでした。
ITパスポートとかちょっと対策すれば通るのでは。。。
正解は?
さて、私が高校生当時の情報の学習指導要領を見てみるとこんなことが。
- 情報A:コンピュータや情報通信ネットワークなどの活用を通して,情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識と技能を習得させるとともに,情報を主体的に活用しようとする態度を育てる。
- 情報B:コンピュータにおける情報の表し方や処理の仕組み,情報社会を支える情報技術の役割や影響を理解させ,問題解決においてコンピュータを効果的に活用するための科学的な考え方や方法を習得させる。
- 情報C:情報のディジタル化や情報通信ネットワークの特性を理解させ,表現やコミュニケーションにおいてコンピュータなどを効果的に活用する能力を養うとともに,情報化の進展が社会に及ぼす影響を理解させ,情報社会に参加する上での望ましい態度を育てる。
具体的な授業内容は書いていないものの、母校の授業は決して間違ってない。
ただ実用に踏み込みすぎているかな?
なぜこうなった?
母校は理工系大学の付属だったので、上記のような内容になったのでしょうね。
さらに情報の授業してた先生の趣味が「フリーソフト収集」だったしなぁ…
大学も大学で、高校卒業する前年くらいに金融工学部を立ち上げてました。まさに情報技術を使っていこうという気概を感じます。
振り返って思ったこと
こう振り返ってみると、現在でも使える技術を高校の授業で学べた私は幸運だったな、と思いました。
さらに、専任の情報科の先生がいて、生徒一人ひとりに割り当てられるだけのPCがあって、PC室も放課後に開放されていて自習も可能。
しかも持ち回りでPC室の管理や簡単な質問対応をする、「PC委員会」なんてものもありました。
今考えたら普通じゃなかったんだな、と思いますし、高校の段階でそういった環境で学べるようにしてくれた両親に感謝です。
ちなみに久しぶりに母校のHPを見てみたら、まだその当時習った先生は在籍されていました(笑)
さらに、部活動も侵食。なかなかないよ高校に「電子技術研究部」なんて。
そして活動内容がガチ。一応プロの私でも勝てないかも。というレベルのことやってた(笑)
終わりに
これからは私の受けてきた情報の授業は普通じゃなかったことを心に刻んで、後輩の指導に当たりたいと思います(笑)
最後までお読みいただきありがとうございました。