【雑記】転職しました
初めに
新卒で入ったNTTD系列のSIerを退職し、NRI系列のSIerに転職しました。
こう書くと経歴ダンピング感がすごい(笑)
親会社の知名度はあまり変わりませんが、所属する会社の規模は前職から半分くらいになりました。
前は九段下と市ヶ谷に月1くらいで出勤していましたが、今は汐留に週1くらいで出社しています。
日テレがすぐそこの会社ですって書くと会社名までわかりそう(笑)
経緯
転職を決めた経緯としては以下の通りです。
仕事が評価されない
懸命に仕事してもなかなか昇格に結びつかず、やりがいを感じられなくなってきていました。
さんざん引き留め食らった時の話だと、なんだかんだ評価してくれようとした動きはあったようですが、2年遅いんじゃ!という気分でしたね。。。給与がいまいち
読んで字のごとくです。
私自身が昇格していないのが主な理由なんですが、もともと管理職にならない限り大幅な年収増は望めない給与テーブルでした。
そして私のやりたいことは管理職ではなかった。。。
また、やっている仕事に対して給与が適正ではないという感じも強く持ち始めていました。自分の求める方向性と会社から求められる方向性が違ってきた
社会人10年目という節目を迎えて、自分のキャリア、やってきた仕事を見直したときに、管理職としてヒトモノカネを管理したり社内調整に腐心するよりも、現場のチームリーダー、テックリード的な役割のほうがやりがいを持って仕事に取り組めそうだと思いました。
しかし、会社からはマネージャー的なことを求められ始めており、やりたいことと違うなーと思い始めていました。
活動内容・期間
活動期間としてはおおよそ2か月半といったところです。(退職交渉期間は除く)
おおよそ10社くらい、社内SEと技術、特定製品に強みを持つSIerを狙いました。
大半はリモート面談で、平日定時後に面談をしていただけたので、活動としては楽でした。
当初出社で、というところでもエージェントさんを通してお願いしたら一次面接はリモート可と言ってくださる企業様もあったので、今後活動する方で在宅等している方は確認して損はないと思います。
入社したところは一度も会社に行かずに内定をもらいました(笑)
- 2022年3月中旬 転職エージェントに登録(リクルートエージェント、BizReach、Geekly)
- 2022年4月初旬 エージェントと面談、書類応募開始
- 2022年4月中旬 面接開始
- 2022年5月中旬 内定2社獲得
- 2022年5月末 内定受諾、退職交渉開始
- 2022年6月末 退職確定
思ったこと
活動してみた感想としては、「外の視点で経歴チェックできる」「マッチングが大事」「負荷軽減にはエージェントサービス活用」の3点ですね。
外の視点から自分の経歴で何が強みなのかを認識できる
どうしても自分でやってきたことは、誰でもできることだと思ってしまいがちですが(少なくとも私はそうです)、外から見ると貴重な経験だった、ということがあります。
例えばこれからシステムを内製化しようとしている会社であれば、そこそこの規模のシステム開発を全行程こなせる人はお宝です。
また、技術者派遣を生業とするSES企業では、改修業務・保守業務しか経験していない人もいるわけで、全行程どこに入れても大丈夫な人というのは即戦力です。
面接・書類選考の合否でも視点を得られますし、エージェントさん(特に業界に詳しい人であればなおさら)との面談で、そういったことを認識できるので、転職するべきかどうか考える契機になります。魅力的な経歴でもマッチングしないと意味がない
上にも関連しますが、お互いに求めていることがずれていると、経験者採用ではまず通りません。
実際半分くらいは書類段階で落ちています。とにかく量産するためのコーダが欲しいのか、マネジメントしてくれる人が欲しいのか、基盤とかを任せられる技術特化の人が欲しいのか。
エージェントさんを通すと経歴を聞いたうえでのおすすめとか出してくれるので、結構楽でした。
未経験採用はわかりませんが、経験者採用では経歴で足切りしている企業様が多いと感じました。負荷軽減にはエージェントサービス活用
就活時と同様、経歴書を作るのは大変です。仕事をしながら活動するならなおさら。
しかし、エージェントサービスによっては経歴をWebで入れたら経歴書を自動生成してくれますし、書類応募もアプリ、Webでクリックで済みます。
あとは基本的に企業様からのスカウトサービスもあり、結構いい企業からのスカウトが来ている状態でした。
エージェントさんを通して活動してみて新卒時と比較して一番大きかったのは、なんだかんだ言っても相談に乗ってくれる人がいるのは心強いということです。
エージェントサービスの注意点
私は2社エージェントサービスに登録しましたが、それぞれ担当者や会社の方向性が違うので、アプローチを変えて対処していました。
リクルートさんでは結構親切に経歴のヒアリングと面接サポート、諸連絡がしっかりしていました。おすすめ企業様も厳選してくれていました。
そのため、エージェントさんからのおすすめとスカウトをいただいた企業様が被ったところを中心に応募していきました。
また、面接前なども向こうからアプローチしてもらえたので対策も頼みやすかったです。
Geeklyさんでは軽い経歴確認と進め方の確認、最初のおすすめ求人票の説明くらいで初回面談は終わり、あとはひたすらエージェントさんからのおすすめをこちらで選別していく方式でした。
あとは数打てば当たる的なアプローチでしたので、もしかしたら転職2回目以降の上級者向けかもしれません。
ちなみに、一度面接場所の連絡間違いという大ポカをやられました。幸い大事には至りませんでしたが。。。
でも、リクルート側で通った会社の情報を提供してくれたのは感謝でした(笑)
終わりに
とりあえず転職して1か月半が過ぎましたが、現時点ではまずまず成功だったかなという感想です。
かなり企業文化(というか開発プロセス?)が違う会社に来たので戸惑っているところも多いですが、日々新しい技術を学び成長に結びつけられる会社に来られてよかったなと思います。
あとは技術習得のサポートが手厚いのがいいですね。書籍の購入費や受験費用のサポートもありますし、AWSを主力にしている企業なので、社内勉強会も活発でした。
ひとまず落ち着いたのでご報告まで。
おまけ
BizReachやリクルートエージェントのCMの影響で、「スカウト」が流行っていますが、使ってみるまで誤解していました。
企業から採用確度がかなり高い人向けの案内で、1~2回のマッチング的な面談で採用を決めるのかな?というイメージを私は持っていましたが、実態は違いました。
スカウトは企業様(や案件を持っている転職エージェント)から「いいね」をもらえるサービスで、もらったからと言って受かる確率がものすごく高いというわけではないです。
なお、BizReachでは企業様からの直接スカウトは意外に少なくて(2割くらいかな?)、エージェントが新規顧客を獲得するためのプラットフォームと化しています。
まあ私は「受からなかったら現職で我慢するか」というレベルで活動を始めたので、事前調査した人には当たり前のことかも?